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乳腺外科

原発性乳がんの年間手術件数が300例を超える豊富な治療経験をもっています。診断には、デジタル画像処理により僅か数mmの超早期乳がんを見つけることができるデジタルマンモグラフィや超音波検査、MRI、3次元CT画像を駆使して術式を決めています。また、術前薬物療法を行う場合は、その効果に従って術式を選択し、術後病理結果に基づいた治療計画を立てています。
マンモグラフィ上の微小な石灰化のみで腫瘤を触れない患者さんに対しては、ステレオガイド下マンモトーム生検を実施し、早期段階での診断を行っています。検診施設や周辺他院からも多くの患者さんを紹介してもらっており、実施数は県下トップクラスです。マンモグラフィについては2019年3月に3Dマンモグラフィ・トモシンセイシスを導入し、病変の検出能が上昇し、またマンモトーム検査の精度上昇、時間短縮で患者様の負担軽減となっております。
乳房切除術の場合で、乳房再建術(人工物、自家組織)が可能と判断した時は形成外科と連携し積極的に乳房再建術を行っています。
がんそのものの治療に限らず、乳がん治療に関する精神的な悩みや問題に対しては、乳がん看護認定看護師、臨床心理士による相談やカウンセリングも行なっています。更には、あけぼの静岡の協力を得て訪問ボランティアも行っています。
化学療法時に脱毛してしまうという最大の悩みを解消すべく、脱毛予防のための頭皮冷却装置を購入し、化学療法センターで運用しています。

PARP阻害剤であるリムパーザ®が使用可能かを判断するためや、家族歴などがある乳がん患者さんに対しての遺伝学的検査(BRCA1/2検査)が保険診療内で可能となりました。BRCA変異陽性者に対しては遺伝診療科での遺伝カウンセリング、血縁者検査の体制も整っています。