こころの診療科病棟(以下東2病棟)では、病棟が開設した平成21年4月以来、不登校が長期間となり、中学卒業後の生活に不安を抱えているお子さんたちを対象に、医療スタッフと訪問教育の教師が連携しながらお子さんの成長を支える取り組みを継続して実践しています。
こうしたお子さんは、
1)体の不調が続いていて思うように動けない
2)不登校になって以来、近所の人たちの目が気になったり、同級生に会うのが嫌で外出しにくい
3)生活リズムが乱れてしまい自力で治そうと思ってもなかなかうまくいかない
4)不登校が長くなって学習についていけず、ますます意欲が低下している
5)不登校が長くなったために人との関りが苦手になってしまった
といった悩みを抱えていることがあります。
東2病棟では、それぞれのお子さんの悩みや課題に沿って、多職種で検討しながら支援プログラムを実施しています。
また、訪問教育の利用を希望されるお子さんには、体験入学などをしていただいた上で入級するかどうかを決めていただき、それぞれのお子さんの状況に合わせた教育的支援を提供しています。中学3年生のお子さんは、秋の修学旅行(奈良・京都)に参加することも可能です。
東2病棟での不登校支援に興味のある方は、下記の各項目をご参照ください。
東2病棟における不登校支援のご案内
最終更新日:2019年7月24日