年間の新規外来総数は約300人で、疾患内訳としてはてんかんなどの発作性疾患や運動発達遅滞が多くを占める。また外来総数は年間約1600人で毎日初診ないし再診外来を行っている。年間での新規入院総数は約280名で静岡県中東部から新規入院を受け入れている。けいれん重積や脳炎脳症の急性期はPICUや総合診療科で診療していただき、けいれんのコントロールは当科で行っている。脊髄性筋萎縮症に対するヌシネルセン髄注治療は麻酔科と脳神経外科と共同して施行している。また同疾患に対する遺伝子治療薬であるオナセムノゲンアベパルボベクの治療体制も整えている。当科では在宅人工呼吸管理を行っている患児を20名以上診療しているが、長期入院後の在宅支援は地域連携室と連携しながら調整している。ご紹介いただいた初診の患者さんになるべく早く受診していただけるように努力し、質の高い医療をめざしている。
治療実績
最終更新日:2025年9月5日



