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チーム医療への関わり

最終更新日:2024年2月19日

チーム医療とは、一人の患者に. 複数のメディカルスタッフ(医療専門職)が連携して、治療やケアに当たることです。 病院では、様々な職種のメディカルスタッフが連携・協働し、 それぞれの専門スキルを発揮することで入院中や外来通院中の患者の生活の質(QOL)の維持・向上、患者の人生観を尊重した療養の実現をサポートしています。当院も各分野の専門・認定を持った薬剤師が活躍しています。


医療安全対策チーム

医療安全室には専任薬剤師を配置し、院内で発生するあらゆるインシデント・アクシデント事例の把握に努めています。また、医薬品安全管理責任者である薬剤部長の指示の下、薬剤部のセーフティーマネージャーとも密に連携し、特に医薬品に関する報告事例に関して要因分析や改善策の検討・実施・評価を行っています。

緩和ケアチーム

近年はがんに伴う苦痛症状を訴える患者さんだけでなく、末期心不全や透析非導入の腎不全の患者さんなども対象にし、幅広い活動をしています。専任薬剤師は毎朝医師と共に患者さんのもとを訪れ、カンファレンスにて医師・看護師とディスカッションを行っています。週1回の多職種カンファレンスでは症例検討や薬剤師によるミニレクチャーを通じて、院内医療スタッフの教育支援に貢献しています。また、院外薬局からの研修生も積極的に受け入れ、地域の緩和ケア推進にも努めています。

感染制御チーム(ICT)

感染制御チーム(ICT)に所属する薬剤師は、インフェクションコントロールドクター(ICD)、感染管理認定看護師、臨床検査技師らと協力して、手指消毒剤の適正使用推進や環境パトロールを中心に、日々医療関連感染防止に取り組んでいます。

抗菌薬適正使用支援チーム(AST)

薬剤師が専従しており、医師、看護師、検査技師等の他職種とコミュニケーションを取りながら、患者さんに最適な抗菌薬治療を提案しています。日々抗菌薬治療の最新の情報を収集していく必要がありますが、患者さんの状態が改善するととてもやりがいを感じるチームです。

精神科リエゾンチーム

当院には精神科病棟がありませんが、精神科領域に対応できる精神科リエゾンチームがあり、専任薬剤師が活躍しています。ときに認知症ケアチームと協働し、患者さんの治療に介入しています。せん妄や不眠に詳しくなりたい薬剤師にとって働き甲斐のあるチームです。

認知症ケアチーム(DST)

超高齢化社会のいま、当院にも多くの高齢者、認知症の方が入院されます。入院時に全患者さん対象にチームの介入が必要かスクリーニングしています。薬剤師は該当患者さんにより安全な薬剤を選択したり、用量提案を行ったりすることで安心して治療を受けられるよう支援しています。

褥瘡ケアチーム

褥瘡ケアチームにおいて、薬剤師は治療や予防において適正な薬剤使用がなされるよう提案や助言をしています。軟膏の質量の約5%に含まれる有効成分だけでなく、残り95%以上を占める基剤についての知識をも習得しているのは薬剤師のみです。有効成分と基剤両方の特性を視野に入れながら介入を行っています。

栄養サポートチーム(NST)

栄養療法はすべての患者さんにとって必要な治療法のひとつです。
薬剤師はチームの一員として、患者さんの病態、消化管機能、嚥下状態に応じて適切な経腸・静脈栄養剤や栄養補助食品の提案を行うなど、栄養状態改善に向けたサポートをしています。