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当院をご利用される方

転倒予防

最終更新日:2014年12月24日

最近、転びませんか?

転んで「こんなはずじゃあ…」と思わず、口にしたことありませんか。思わぬ時に、思わぬ所で起きるものです。生まれてからヨチヨチ歩き始めて、あっと思ったら手をついたり、幼児になると膝が傷だらけだったりとしながら、だんだん転ばなくなります。そして年を重ねてくると、また転ぶことになりますが、今度は手がでません。顔・膝の傷、背中・足の付け根の骨折、手をついても手首の骨折と。

なんで転ぶの?

元々私は運動神経鈍くて…と思っている人はまだいいです。自覚があり、無理なことをしません。ところが、昔から足が速くて運動には自信があるわ…と思っている人?それは随分前のことではありませんか。近頃歩いたり、走ったりしてないわ…もちろんジャンプなんかしたことないわ…という人が多いのではないですか。実際、久しぶりにスポーツをして、気持ちは前へいっているのに、体がついてこないことないですか。そう、体は以前のままではありません。生活に伴い、弱くも強くもなっているのです。

どこで転ぶの?

電話が鳴ったから急いだら転んだとか、夜トイレへ行こうとして布団の上でふらついたとか、階段がもう一段あると思わなかったとか…。意識している時はいいですが、不意な時すぐに体が動かないものです。

体ってどうなってるの?

体って言っても力だけではありません。感覚、骨、姿勢、バランス、判断力、気分、性格と。これらは遺伝・今までの生活スタイルで、人それぞれです。まず、感覚をつかさどる目・耳・鼻・皮膚・筋肉で、周りの物との距離感・物の区別・傾斜や弾力など歩いている足場・動かす程度を感知します。この内どれか弱っても、他の感覚が強く働いてカバーをします。それから何かしようと動こうとしますが、骨がもろくなって痛かったり、関節が曲がっていたりするとすぐ動けません。また姿勢がくずれているので、前や後ろに転びやすくなっています。その時に、転ばないように体を立て直したり、手で支えたり、足で踏みなおしたりするバランスが求められます。そして、体は気持ちが高ぶっていると硬くなりやすく、ボーっとしているとダランとなり、その時の気分に影響されます。また、気分により判断が鈍ったりもします。これらは、年を重ねると伴に弱ってきますが、これからの生活で防いだり養うこともできます。持病があり、薬ののみ忘れや副作用でふらつく方もいると思いますが、最近急にめまいや頭重感や忘れっぽさや半側脱力感がある方は、生活を見直す前に診察を。

家の中、外はどうなってる?

1日の活動範囲を振り返ってみると、寝室・トイレ・台所・浴室・玄関・庭またスーパー・友人宅。そして、その間は廊下・階段・敷居・玄関・道路・坂道・交差点があります。それでは、家の中からみていくと、足場に毛羽立った絨毯・ツルツルした畳目・ピカピカ光った廊下・脱げ易いスリッパ・動く玄関マット・引っかかる階段の滑り止め・足腰にくる高い框や敷居・水で滑る浴室・張られたコンセント・散らかった部屋・ふわふわした布団・足にまとわりついてくる子供や動物…と最近邪魔になりませんか?家から出ると、横断歩道の前の少しの坂・時間の短い信号・人ごみのスーパー・何列にもなっている自転車が気になりませんか?また身に着ける靴底や杖底のすり減りはどうですか?明かりは?これらの中で、気になるところを対処することでも、転ぶことを防ぐことができます。市町村で行われている転倒予防教室に参加してみるのも、その人その家にあったアドバイスがためになるでしょう。