2017年9月より、先端医学棟新手術室内にて行っています。
ハイブリッド手術室は、手術室内に高画質な透視・撮影、Conebeam-CTが可能な据置型多軸血管撮影FPDシステムを核に、ナビゲーションシステム、多機能Viewerで構成されています。付加価値の高い情報により手術が行える高規格手術室といえます。
多様な手術術式、IVRに対応し、術中・術後に作成した画像は手術の安全、精度に貢献しています。
多様な手術術式、IVRに対応し、術中・術後に作成した画像は手術の安全、精度に貢献しています。
どのような検査を行っているか
ハイブリッド手術室では主に心臓血管外科、循環器内科の手術に使用されています。TAVI(経カテーテル大動脈弁留置術)、ステントグラフト内挿術などハイリスクなIVRを行っています。また、血管ブランチ術+ステントグラフト内装術など術中IVRを併用した外科的手術を行っています。
ハイブリッドCT手術室は、従来の手術室にCTを併設しています。手術室におけるCT検査室の利用は、手術のナビゲーションに利用する術前検査、手術の進み具合を見る術中検査、そして手術の終了時の状況を判断する術後検査が想定されています。CT検査が手術室で実施できることで従来の手術に比べて精度の向上が期待されています。
どのような検査を行っているか
ハイブリッドCT手術では、脳神経外科の手術が実施されています。手術室に併設されているCT検査装置で撮像された画像が直ぐに手術支援システム(Brainラボ)に取り込まれ、腫瘍などの位置・大きさ、外科医師の手術支援を行います。
ハイブリッドMR手術室は、従来の手術室にMR検査室を併設しています。当院では、手術室とMR検査室の間に隔壁を設けて安全運用とMR検査室の独立性を確保しています。当院では、1.5テスラのMR装置を使用しており、高画質の画像の提供や脳の機能評価を行うことができます。
手術室におけるMR検査室の利用は、手術のナビゲーションに利用する術前検査、手術の進み具合を見る術中検査、そして手術の終了時の状況を判断する術後検査が想定されています。MR検査が手術室で実施できることで、従来の手術に比べて精度の向上が期待されています。
手術室におけるMR検査室の利用は、手術のナビゲーションに利用する術前検査、手術の進み具合を見る術中検査、そして手術の終了時の状況を判断する術後検査が想定されています。MR検査が手術室で実施できることで、従来の手術に比べて精度の向上が期待されています。
どのような検査を行っているか
ハイブリッドMR手術では、脳神経外科の手術が実施されています。手術室に併設されているMR検査装置で撮像された画像が直ぐに手術支援システム(Brainラボ)に取り込まれ、腫瘍などの位置・大きさ、脳神経の走行、そして脳機能部位などを示し、外科医師の手術支援を行います。