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核医学

最終更新日:2024年2月27日

核医学(ラジオアイソトープ)検査とは

核医学検査とは、X線、CTスキャン、超音波(エコー)、MRIのような画像診断の一つです。体内に投与した放射性医薬品が臓器や体内組織などに集まる様子を画像化し、疾病の診断、病期や予後の確認、治療効果の判定などに有用な情報を提供します。

CTスキャンやMRIによる画像は、精度の高い形態的な情報を反映できますが、核医学検査では血流や代謝などの機能変化を画像情報として反映することができます。
疾病による形態上の変化が現れる前の微妙な兆候を、より早期にキャッチすることができます。

PET写真

A:心筋血流シンチ(心筋の虚血や梗塞などを調べる検査 )
B:脳血流シンチ (脳血管障害の状態・ 認知症や変性疾患の診断・てんかん原因を調べる検査)
C:腎動態シンチグラフィ(腎臓への血の流れや、ろ過能力などの腎臓のはたらきを調べる検査)
D:骨シンチグラフィ(骨の腫瘍や骨転移、骨の炎症、骨折を調べる検査)

ラジオアイソトープ治療では、がん細胞や特定の臓器に取り込まれる放射線医薬品を注射やカプセル内服で体内に投与し、病気に対して選択的に放射線を照射する治療です。

当院で行っている治療

・甲状腺の放射性ヨード内用療法(甲状腺機能亢進症、甲状腺癌)
・転移性骨腫瘍の疼痛に対するストロンチウム(メタストロン)治療
・去勢抵抗性前立腺癌に対するラジウム(ゾーフィゴ)治療