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当院をご利用される方

皮膚科

最終更新日:2024年2月8日

診療対象疾患

皮膚科の病気は名前がついているものだけでも2000余りあるといいます。一般の方には見慣れない病名ばかりですが、皮膚病の90%以上は、特に検査をしなくても皮膚科医の目で見て、手で触れることにより診断が可能です。そのため、ほとんどの患者さんは、お近くの皮膚科専門医クリニックで治療が完結できています。総合病院の皮膚科は医師2名体制の施設が多いのが現状ですが、当科は皮膚科医常勤4名の利点を生かして濃厚な介入を必要とする患者さんを主な対象としています。
具体的には
1)入院治療が必要な方
2)診断が困難で、診断のために特殊な検査を必要とする方
3)がんなどの悪性腫瘍が疑われる方
4)特殊な疾患やまれな疾患で一般的な治療方針の立てにくい方
5)アトピー性皮膚炎や乾癬のように特殊な疾患ではなくても重症・難治性で高度な治療が必要な方
6)多くの診療科をまたいでの密な診療が必要な方
などです。

特に、乾癬と重症アトピー性皮膚炎の生物学的製剤治療(バイオ治療)では、どちらも県内ではトップ、東海地区全体でも有数の治療経験があり、多くの患者さんが集まってきています。患者さん個人ごとに職業・ライフスタイルや生活の質(QOL)の向上を考慮した医療の提供に心がけています。また学生や仕事を持った方でも受診しやすいように総合病院皮膚科としてはめずらしく午後の外来診療を行っていることや、紫外線治療機器として、全身型ナローバンドUVB照射器と、ターゲット型エキシマライトの両方を使用していることも特徴です。
受診される方は、皮膚科クリニックからの紹介が多いですが、内科、外科、整形外科、小児科など他科クリニックからの紹介も多く受け入れています。また昔から「皮膚は内臓の鏡」と言われますが、実際にこれまで独立した皮膚疾患と考えられてきた多くの皮膚病が実は内臓や血液などの他臓器疾患との関連が深いことなどが様々な研究により明らかにされてきています。そのような疑いのある患者さんでは当科から院内の適切な診療科を紹介することにより連携した治療を行っています。
当科に受診をご希望の方は、まずは皮膚科クリニックや、かかりつけ医院でご相談になり当科への受診が必要と判断された場合には紹介状をご持参ください。

スタッフ紹介

職名氏名専門領域
皮膚科部長
褥瘡対策室長
八木 宏明皮膚科一般
副医長増田 百合香皮膚科一般
副医長伊村 紀慧皮膚科一般
医師木村 莉唯心皮膚科一般