グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



診療科
ホーム  >  診療科  > 心臓血管外科  > 心臓の病気  > 左心低形成症候群

左心低形成症候群

最終更新日:2014年12月17日
左心低形成症候群は数多くある先天性心疾患の中でも未だに救命率が低い疾患の一つです。開院以来当院でも救命率の向上に努力しておりましたが、道のりは非常に険しいものでした。しかし99年以降より新しくNorwood型手術において肺動脈─心室間導管を用いることにより飛躍的に救命率の向上が見られるようになりました。

99年から03年の約5年間で当院では、28例のNorwood型手術を行い、23名(82.1%)の子供たちを救命することが可能でした。

そして、腹部疾患等の合併も重なり、実際次の手術まで到達した子供は21名(75%)でした。そして約半数のお子様が最終手術を終えておられます。